音楽療法は音楽活動をしながら好ましい行動を増やしていこうとするものです。
音楽の技術の習得というよりは、そこに至る「行動」を重視します。
先日は児童デイサービスにて集団音楽療法を行いました。
ADHDや自閉スペクトラム症のお子さんたちです。今回は音楽の聞き分けと行動の切り替えが課題です。
元気なピアノ伴奏で太鼓をドン!ドン!
「もっともっと~」「まだまだ~もっと~」と思いっきり。
続く静かなピアノ伴奏で、ツリーチャイムをキラキラ~っとゆっくり鳴らします。
イライラした様子で落ち着きのない様子だったのが、丁寧で美しい音を鳴らすことが出来ました。
穏やかで良い表情でした。
子どもたちの素敵な演奏に先生たちも感動。
行動の切り替えが得意ではない子も音楽の中で回りに合わせて自然と切り替えることが出来ました。