精神科医で音楽療法士の松井紀和先生の講座に参加しました。
ある方がピアノでお別れをしたというエピソードが紹介されました。お若い方ですが、病気を患い、病院のピアノで演奏会を開いたそうです。
曲はショパンの別れの曲」
音楽は寄り添ってくれるものなのかもしれません。
音楽ではなくて、その人の奏でる音をご家族や友人と共有したひと時にこそ意味があるのかもしれません。
結論付けることはできません。
芸術は人間の精神にとって非常に奥深い体験なのだと、先生のお話を聞いて感じました。